架空請求への対応
身に覚えのないお金の請求がきた時、怖くなって、つい請求に応じてしまう場合があります。本当は無視しておけば、まずは大丈夫な場合が殆どなのです。
携帯番号やメールアドレスだけの登録であなたの住所や名前を知るには、それ相応のお金がかかります。(というのも、数万円払えば調査をしてくれる業者も存在しています。)
「お支払いについてご相談があればご連絡してください」とあっても、この場合には絶対に電話したり、メールで返信したりしないで下さい!その時点では相手はあなたを特定できていないのですから。一度払ってしまえば、何度でもしつこく、業者名を変えて請求してくることもあります。
カモにならないように、何が何でも身に覚えのない請求には応じないようにしましょう。
こういうものの対処法としては、とにかく無視することです。
ハガキや手紙でしつこく言ってくる業者は、さも顧問弁護士がバックにいるような文面で迫ってきますが、まずそんなものはいません。もし、いればそれは悪徳弁護士ということになります。確かに、悪に手を貸す弁護士もいることはいるようです。
うっとうしければキッパリとこちら側から告訴等する旨を書いて文書を送りつけてやりましょう。ま~ほっとけば相手は郵便代がかかりますから、そのままほったらかしでもいいですかね。
しかしながらそこを逆手にとって、少額訴訟なるものを起こしてくる、超悪質業者も出てきています。これは逆に無視していると大変なことになります。
少額訴訟の場合には、身に覚えがなくても直ぐにその管轄となっている簡易裁判所に連絡をして、その旨を伝えましょう。どのように対処するべきか聞けば、丁寧に相談にのってもらえるはずです。
有名企業や役所の名称が記載されていても、業者の書き記した電話番号は、偽物の可能が大ですから、必要のありそうな時は、そういった電話番号は、必ずご自分で探すようにして欲しいと思います。
★オレオレ詐欺や振り込め詐欺などの犯罪も、そのやり口を次々と変えてきており、被害額は減るどころか年を追うごとに増えてきています。
特に一人暮らしの高齢者を狙っており、そいういう方には新しい情報も入り難いので、親類の方などが、オレオレ詐欺に関する情報を載せた紙を電話機の近くに貼るなどしておくのも良い方法ではないでしょうか。
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